
人間の足には土踏まずがありますが、生まれたばかりの赤ちゃんにはありません。ですが、成長と共に土踏まずが形成されていきます。土踏まずが凹んでいる事は足の骨がアーチの形をとっているからです。このアーチの形があるからこそ我々は立ったり、歩いたり、走ったりすることが出来るのです。人間以外の動物は足にアーチが無い為、人間のような行動ができないのです。時々、猿やクマが歩くことを目にしますが人間のような歩きは出来ません。
体を支えるアーチは健康な人も一日中の立ち仕事やたくさん歩く事で夕方くらいになるとアーチが下がっていき、一晩、休息を取ることによって次の朝には元のアーチの形を取り戻します。但し、運動不足や体重、合わない靴など、様々な理由で足の筋肉が衰えてくるとアーチが崩れている状態から元に戻らないので、後天性偏平足や足底筋膜炎など様々なトラブルが足や体に生じてきますので、足のアーチを鍛えて健康な足や体を保ちましょう。